茶道具 青峰堂

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わかる★ ねこ師匠の 茶の湯質問コーナー vol.4【何で灰型造りを頑張るのん?】

わかる★ ねこ師匠の 茶の湯質問コーナー vol.4
~何で灰型造りを頑張るのん?~

のんこ03
のんこ「何でそんなに灰型造りを頑張るのん?
    灰なんてお湯を沸かすだけのものじゃないの?????」


師匠02
師匠「前にもお話したように、茶人は風炉と炉を使い分けることによって、四季折々の風情を茶席に取り入れてきました」


●灰型は千利休が提案?
豊臣秀吉の小田原の陣に同行した千利休が、古田織部と2人で浜を馬で通りがかった時のこと。
「この浜辺に打ち寄せる波の風情を、風炉の灰に写してみてはいかがだろう」という千利休の発想により、風炉の灰型が始まったと言われています。
また一説では、秀吉にしたがって入湯に赴いた際、付近の山の稜線を見て、その姿を写したとも言われているそうです。

●実用と装飾を兼ね備えている
風炉に灰を盛るのは、火気を盛んにするためと、風炉の中に景色を添えるため。
「実用と装飾を兼ね備えている」、まさに日本ならではのデザインと言えるかもしれません。

●心からのご馳走
極端な話、茶道具は、お金を出せば立派なものを揃えられますが、茶の湯灰は金銭に関係なく、励めば励むほど良い灰ができ上がります。
「立派な茶道具なんて揃えられない…」という人でも、取り合わせを上手に、そして心からお客様をもてなせば、相手も心からのご馳走を受け取ってくださるはずです。


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